ゼロから始めるデジタル造形

アラフォーのおっさんが、今更ながらデジタル造形師を夢見て日々邁進(ときどき寄り道)しております。

クホリア改良!?

 前回、シートからABSがとりづらいとか色々あったので、Amazonのレビューなどからよさげなものを何点か購入し、自分に合ったものが見つかったので、参考までにブログにアップ。

3M 3Dプリンタープラットフォームシート(3枚入) ABS/PLA対応 3099AB

 

えらい文字でか(^^;)

Amazonの品名をコピペしたら文字の大きさ変更できなかっただけですが、一推しということで。

このシートだとすごく簡単にとれます。

シートにこびりつかず、お手入れも楽ちん(*^_^*)

ちなみに、私が使っているフィラメントは、ABSで、

  商品名:APEX 3D

です。

そりにくくて(といっても他に使ったことないのでよくわかりませんが)、思った以上に臭いもなく(鼻が悪いだけかも)、良かったと思います。

で、シートの話に戻りますが、クホリア純正シートと比べての欠点は、

・接着面の造形が少し粗くなっている気がする(接着面以外は変わりません)

・シートが小さい

f:id:orangekujira:20170427003205j:plain

白いのがシートで、奥と向かって右側がカバーできずに台が見えているのがわかると思います。

それでも、簡単にとれるというのはありがたいので、これより良いのがでるまでは、これを使っていこうと思います。

 

で、題の改良というところですが、何度か造形していると、途中までしか造形されていないことがたびたびありました。

原因を調べていると、

f:id:orangekujira:20170427003541j:plain

赤く囲ったやつが動いているうちに、フィラメントを通す穴とフィラメントの流れが

f:id:orangekujira:20170427003720j:plain

上の通り、穴に対して真っ直ぐにフィラメントが出ていれば特に問題がないのですが、

f:id:orangekujira:20170427003810j:plain

上の通り、穴に対して斜めになると、穴がストッパーみたいになりフィラメントが流れず、結果、供給されなくなります。

供給されなければ当然造形物が途中までしかできなくなるわけです。

その対策として、穴から真っ直ぐフィラメントが通るようにすればいいわけで、色々試した結果、

f:id:orangekujira:20170427004059j:plain

ガレージキットを作っている人なら持っていると思いますが、1ミリのアルミ線で配線部分の下を通して輪っかを作り、その輪っかの中をフィラメントを通らせました。

ようは、フィラメントのガイドです。

フィラメントが穴に対して斜めになるのは、フィラメントを装着したときは、フィラメントは大回りでノズルの入り口の穴へと入っていたのが、いつの間にか、小回りになっていき、結果穴に対して斜めになってしまっていたので、そうならないよう上の位置で輪っかを作って、その中へフィラメントを通したわけです。

小回りになろうとする力は、それほど強い力ではない(と思う)ので、その力で配線を傷つけることはないかなと思っております。(違っていたら指摘をお願いします。なにせ高額だったので!!)

とりあえず、改良したおかげで安心してお出かけできます(*^_^*)

ついに!!...そして(T_T)

 ついに来ました!クホリア!!

 

f:id:orangekujira:20170423010005j:plain

 結構きれいに造形してくれます。

 

f:id:orangekujira:20170423010403j:plain

 写真では見づらいですが(^^;)

 ABSの0.3ミリノズルで積層0.05でやりました。

 手軽にプリントアウトできるので(1時間半ぐらいかかりましたが)データではなく物として確認できるのはありがたいです。

 ただ万事順調では無く、途中でノズルが詰まって出なくなり、「ノズルユニットの口金を外す」と書いていたけど、「口金」って何?というところからはじまり、結局ノズルユニットを外してユニットを持ちながら電熱でノズルを温め、清掃棒をユニットの上の入り口から押し込むなどして詰まりは解消したと思ったら、ノズルと造形ステージとのセッティングに時間がかかってしまった。

 セッティングのとき、ノズルユニットが無茶苦茶手前までくるので、六角レンジでノズルユニットを締めるのが大変でした。

 しかも造形ステージのぎりぎり端にノズルユニットが来るので、スペーサーの上にノズルを落とすと、ステージからわずかにノズルが落ちていたのか、再び造形しようとした際、ノズルが真ん中へと行くときに造形ステージを引きずるような音がして真ん中で動かずとか色々ありました。

 そしてなんとか造形を再開し、できたと思って喜んで造形ステージからサポート材を外したときに悲劇が!!

 

f:id:orangekujira:20170423012504j:plain

f:id:orangekujira:20170423012521j:plain

 造形ステージの上に貼っていた定着シートごと剥がれてしまった(T_T)

 ABSを剥がすのって、こんなに固いの???

 パーツクリーナーは必須なのかな?

 定着シート張り替えないと(T_T)

塗装終了

 なんとか塗装を終えました。

 フィギュア製作の色見本としての塗装です。

 リアルで塗装するとなると、塗装の腕が必要なのですが、それも現在勉強中です。

 勉強することが多くて大変だ(T_T)

 とりあえず塗装したのがこれ。

 

f:id:orangekujira:20170402013641p:plain

youtu.be 色つけると、いいね(^o^)

 モデリングの粗さもより出てしまっているような気がしますが(>_<)

 一旦、みつまちゃんは終了し、クホリアが来たときにすぐプリントアウトできるよう、明日からは分割の勉強をしていきたいと思います。

 ただそうなると造形でアップするネタがネタが無さそうなので、当分は、自分が購入したフィギュアのレビューでもアップしようかしら(^^;)

とりあえずモデリングは終了

 初めて自分で題材を選んでモデリングしましたが、なんとか終了しました。

 とりあえず完成したのがこれ。

 

youtu.be

 zbrushターンテーブル機能を初めて使いました。

 zbrushって色々な機能があるんやね(^o^)

 ただ画面を大きくすると画質が・・・

 とりあえずCGとしてはこんな感じで作りましたが、フィギュアとしてはまだ半分なので、このあとは3Dプリンターが来てからです。

 3D化の際には色々といじるかもしれませんが、どういじれば良いかは失敗して学ぶしかないと思います。

 3Dプリンターが来るのは4月後半になるみたいなので、あと一週間でみつまちゃんに色をつけて、その後3Dプリンターが来るまでは次のモデリングをしようと思います。

 色々と作りたいものがありますが、ワンフェスやトレフェスでの出展を意識したいと思います。

 

 

 

 

 

 

試行錯誤の末に

 なんとかストッキングの模様部分ができました(^o^)

 もっと良い方法があるんだろうけど、今の自分の限界です(^^;)

 

f:id:orangekujira:20170319011704p:plain

 まっ!スカートを履き忘れるなんて・・・みつまちゃんったらはしたない(*^_^*)

 で、作り方を忘れないようメモメモ

 まずはポリグループで模様部分をつけるところを分けます。

 分けたら、その模様部分だけを表示してUVマップを作成。

 プラグインのUVマスターだけでもできないことないですが、modoを使った方が綺麗なUVマップが作成できますので、私はgozを使ってmodoでUVマップを作成しました。

 zbrushmodoもUVについては全然わからなかったので、ネットや本を購入してお勉強・・・それでも完全に理解できなかったけど(^^;)

 modoで模様の画像を貼り付け、再びgozでzbrushへと持って行きたかったのですが、どうもmodoの場合gozでテキスチャをzbrushに持って行くことができないみたいです。

 ですので、UVマップだけをgozでzbrushへと持って行きました。

 それから再びgozでphotoshopへと持って行き、パターンブラシを使ってバラの絵を描いた後、またまたzbrushへ移動。

 zbrushのテキスチャにバラの絵がポリペイントとして写っているので、[mask by intensity]をポリペイントをマスキングしてそれを反転するとこんな感じ。

f:id:orangekujira:20170319014436p:plain

 後はinflateで小さくして溝を作りました。

 photoshopはブラシやテクスチャが沢山あるので、それを利用できないかと思って、考え出しました。

 元々絵を描くのが好きで持っていたphotoshopがこんな形で役に立つとは・・・

 ちなみにmodoも絵を描くための補助として購入してみたのですが、いつの間にか宝の持ち腐れになっていたところを、フィギュア造形のために引っ張り出し、再度勉強している最中です。

 話を戻すと、CG上ではこれでもいいけど、フィギュア造形として溝が浅くないか心配です。

 クホリア早く来て~~(T_T)

ストッキング問題

 前回のアップから2週間ほど経ちましたが・・・なかなか進まない(T_T)

 まずは前回から修正した箇所ですが

f:id:orangekujira:20170316003937p:plain

 左が修正前、右が修正後です。

 パンツを新たに作ったのですが、それにともない腰部分を修正しました。

 具体的にはヘソの位置を上げ、腰を横に大きくし、左右の腸骨稜(骨盤)のVの角度を狭くしました。

 そして服を着せるとこんな感じ。

f:id:orangekujira:20170316004657p:plain

f:id:orangekujira:20170316004829p:plain

f:id:orangekujira:20170316004928p:plain

f:id:orangekujira:20170316004742p:plain

 モデリング自体はもうすぐ完成なのに、ひとつ悩ましい問題があってここ何日か試行錯誤をしておりました。

 それはストッキングをどう作るか!

 イラスト見ると、みつまちゃんはストッキングを穿いているので、おそらくパンストなんだろうけど、パンストをどう表現すべきかと色々悩み続けておりました。

 パンツに厚みや皺をもたせると、ストッキングの上にパンツを穿いた感じにならなくもないし、だからといってパンツの皺は作っていて楽しいので皺の無いパンツを作りたくない!

 そんなこんなでたどり着いた答えがガーターストッキングになりました。

 ただガーターストッキングは、

f:id:orangekujira:20170316010010p:plain

 赤丸のところがレース模様になっているものが多く、たしかにレース模様にした方がスカートの中を覗き込んだときに目を楽しませてくれるだろうと考えたのですが、どうやって作ればいいのかと唸る日々です。

 良い方法があれば是非教えてください<(_ _)>

 とりあえず3月中にはモデリングは終えたいと思います。

 

デジタル原型交流会お疲れ様でした。

 行きは夜行バスなど、帰りは新幹線などを使用して、なんとか東京へ・・・。

 日をまたぐこと無くなんとか日曜日中に帰宅できましたが、その日は気を失うかのように寝てしまいました。

 

 デジタル原型交流会は初参加で、色々と勉強させていただきました。

 みんな上手いし、よく知っているなぁと思い、良い刺激になりました。

 現在作っているみつまちゃんを、榊先生に見ていただき、全然ダメダメだったことを思い知らされましたが、でもそれが良かったです。

 で、榊先生からのご指摘をもとに手直しをしました。

 体部分だけですが(>_<)

 みつまちゃんの元画像、手直し前、手直し後の順にを比較した写真がこれ。

f:id:orangekujira:20170301012846p:plain

 手直し前は、顔がでかくて腕も細くてまさにエイリアンみたい(T_T)

 それに比べると、手直し後は格段と良くなったと思うけど、まだイラストの雰囲気から離れている気がする・・・もっと腕とか脚とか尻とかもっとでかい方がいいのかな?

 モデリングしていると目がおかしくなるのかわからないけど、変になっていることに意外と気づかないもんやねぇ。

 明日再度見直して、少し体を改善してから、服とか手直し後の体に合うように直していこうと思います。

 この手直し作業って、後になればなるほど色々手直し部分が多くなって大変です!!